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Monacoinや他の仮想通貨について思ったことを書いておこうと思います。

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Litecoin半減期がMonacoinの真の問題をあぶり出す

タイトルに「真の」と入っていますが、この記事は全て私の憶測に基づくものです。事実とは異なる場合があるので、ご注意下さい。

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先日ライトコインが半減期を迎えました。以前からの予想通りに、モナコインの採掘難易度は大幅に上昇しました。
これに伴って、モナコインのブロック遅延が更に進行するのではないかという懸念がありました。私は緩和されるのではないかと考えていましたが、結果としてはブロック遅延が深刻化しています。

なぜ私はブロック遅延が緩和すると考えていたかと言いますと、ライトコインとモナコインの採掘難易度が近づけば、変則的に採掘しているマイナーの比率が減るのではないかと考えていたためです。しかし、これは間違っていました。

このことから予想できることは、モナコインを固定で採掘しているマイナーの数は、採掘難易度が上がっても変化しないのではないかということです。
この予想が正しければ、モナコインの採掘難易度が上がれば上がるほど、ブロック遅延は深刻化することになります。なぜなら、変則的に採掘しているマイナーだけが増えるためです。
そのため、同じ理由でモナコインの価格が上昇してもブロック遅延が深刻化するのではないかとも予想されます。これは従来の予想と真逆です。

以上の話は私の想像に過ぎませんが、全くの事実無根であるわけてもありません。
賛否両論のある真アルゴリズムへの移行ですが、私は賛成したいと考えています。

Monacoin新アルゴリズムのテストセットが公開

最近、Github上のMonacoinのソースに新アルゴリズムが追加されて話題になりました。現在は、ブランチ(派生版)という形で新アルゴリズム版が存在しています。

これから採用されるのかは全くの未知数ですが、ワタナベ氏がプレビュー版を公開しました。このプレビュー版では、手軽に新アルゴリズムの動作テストができるようにbatファイルなどが同梱されています。

フォークテスト - Ask Mona

zipファイルのリグテスト版の2つのbatを実行すれば、簡単に試験が実行できます。特にデバッグウインドウ上のコマンドで簡単にブロックの生成が行えるので、すぐにテストできます。

※設定を間違えると、既存のモナコインのデータを誤って操作したり、上書きしてしまいます。疲れている人は、仮想PCなどで実行することをお勧めします。

テストネット版では、ブロックの生成を自由に行うことはできませんが、マイニングの練習に使えると思います。

アルゴリズムで採掘してみた
私も試しに新アルゴリズム版の採掘をしてみました。マイニングを始めるのに、少し引っかかるところがありましたので、書いておこうと思います。
まず、cpuminerの最新配布版は新アルゴリズムに対応していません。そのため、Githubソースコードをダウンロードして、自分でビルドする必要があります。私はWindows上でVisualStudio2013を使ってビルドできました。必要なライブラリは全てソースコードに含まれているので、特別に準備する必要がなくビルドできます。注意すべき点として、Releaseビルドにすることとターゲットをx64に変更(環境による?)する必要があります。
あとは、ワタナベ氏のマニュアルに従って実行すれば採掘できます。

当たり前ですが、自分しかいないのでザクザク採掘できます。気持ちがいいですね。

プレビュー版のセットまで用意されて、誰でも簡単に新アルゴリズムがテスト可能になりました。これを機会に仮想環境を作ってみたり、monacoin.exeの設定方法を調べたりしてみたら面白いかもしれません。

まだ新アルゴリズムに移行するのか、しないのかは未知数です。プレビュー版のダウンロードページでも、新アルゴリズムに移行することを決定するものではないと明言されています。しかし、プレビュー版が作成されたということは、新アルゴリズムへの移行が現実的な選択肢の一つであると示されたと考えてよいと思います。また、今回のプレビュー版はコミニティの反応みる目的もあるのではないかと思います。

ドリアン・ワタナベ氏がAsk Monaに登場

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ワタナベ氏とは、モナコインの作成者です。始めはライトコインのプールを運営し、2chpool氏と名乗っていました。そして、モナコインをリリースするとワタナベ氏と呼ばれるようになりました。

ワタナベ氏はツイッターなどをやっていませんので、どのような人物か詳しくはわかっていません。そのため、ミステリアスなイメージを持っている方が多いかもしれません。
しかし、実はAsk Monaに普通に書き込みをしていて、笑い誘うレスをしてくることもあります。例えば、ミスビットコインに対抗して、ミスモナコインちゃんのコラ画像を投稿していたこともありました。


今回ドリアン・ワタナベにハンドルネームを変更したのもユーモアがあってのことだと思います。変更前は「。゚( ゚இωஇ゚)゚ 」でした。

それでは、なぜ「ドリアン」なのでしょうか?ドリアンと言えばフルーツの王様です。ドリアンは強い匂いがしますが、独特なクリーミーな味が人気です。私が初めて食べた時は、スイートポテトに似てると思いましたが、他の人に言ったら否定されたましたので、多分スイートポテトには似ていないのだと思います。
そんなことを思い出し、ワタナベ氏はドリアンが好きなのかなぁと思いましたが、よく考えたら全然違いました。
そういえば、アメリカでビットコインの開発者として間違って報道されたドリアン・サトシ・ナカモトと言う人物がいます。きっと、その人の名前を参考にしたのだと思います。

画像元

モナコインアルゴリズムトレードちゃんの生存を確認

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モナコインアルゴリズムトレードちゃん」とは、MONA/BTCのアルゴリズムトレードを行うプログラムのことです。(製作者は私)


キャラクター絵が存在するのですが、製作者のあまりの画力の低さが話題になりました。おかけで、多くの絵師さんにキャラクターを描いてもらました。ありがとうございますm(_ _)m
モナコミ3号の表紙にも、モナコインアルゴリズムトレードちゃんが登場しています!

モナコインアルゴリズムトレードちゃんは2015年2月よりトレードを開始しました。トレード開始直後にプログラムにバグが発生し、ほとんどのMonacoinを1satoshiで売ってしまうという大惨事が発生しました。その後AllCoinさんのご好意もあって全額を返還していただけました。

その後毎日一回のトレードをコツコツ続け、100monaほどあった資産が、今は37monaほどになりました。
モナコインアルゴリズムトレードちゃんはダメな子だと思われるかもしれませんが、半年もトレードを続けたのにまだ1/3も残っていることは驚くべきことかもしれません。更に言うと、トレード開始時はMonaの価値が低かったので、円建てで考えると実はそこまで減っていません。

モナコインアルゴリズムトレードちゃんのアルゴリズムは、短期の移動平均線を捉えて、トレンドに乗るというものです。そのため、相場がヨコヨコすると不利になります。

モナコインアルゴリズムトレードちゃんは、製作者の予想よりうまくやっています。なるべく長生きして欲しいところです。本当はドカンと増やして欲しかったというのが本音ですが...

※キャラクターのイラスト紹介という形でスクリーンショットをこの記事に貼っています。絵師の皆様、掲載に何か問題がございましたら大変お手数ですがツイッターの方にご連絡下さいm(_ _)m

【ライトコイン半減期】モナコインのDifficultyが急激に上昇

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ライトコインがついに半減期を迎えました。予想通りに、モナコインの採掘難易度が大幅に上昇しています。
半減期を迎える前は、1300程度だったため、現在の3000は、およそ倍になっています。

全世界のSクリプトマイナーの採掘効率は半分近くまで低下したものと思われます。Sクリプトマイナーにとっては厳しい時代が続く見込みです。

ブロック遅延への影響はまだ見極めが難しい段階です。

いよいよライトコインが半減期へ

あと10時間ほどでライトコインが半減期に到達する予定です。

半減期になると、採掘報酬が半分に減ります。そのため、ライトコインを採掘する人は減少するものと思われます。また、採掘者がモナコインに流れるものと思われます。

モナコインに対しては以下の影響があると考えられます。
①採掘難易度の上昇
大幅に採掘難易度が上昇すると考えられます。
②ブロック遅延間隔の変化
コミニティ内の発言を見ていると、ブロック遅延がさらに進むと考えている人が多いようです。私は緩和されるのではないかと考えていますので、何ともハッキリとしたことは言えないです。

モナコインにどのような影響を与えるのか、10時間後を楽しみに待ちましょう。

(続)モナコミは同人誌の域を超えている

モナコミ3号が届きまして、デジタルコンテンツなどで遊んだ感想は、前回お伝えした通りです。今回は誌面を読んだ感想を中心に書いて行こうと思います。

まずは表紙を眺めてみます。表紙にはたくさんのモナキャラが書かれていますね。その中には、私が考案(?)した「モナコインアルゴリズムトレードちゃん」もいますね。嬉しい限りです。

ページをめくると初っ端から何やら凄いクオリティの漫画が載っています。プロ漫画家の方の作品でした!他にもプロアニメーターの方がいたりして、全体的なクオリティが非常にたかいです。画力だけではなく、ストーリーの方も回を追うごとにどんどん面白くなってきている気がします。ゲラゲラ笑いながら読んでました。

設定の認識が共有されているキャラが、こんなにたくさん存在していることにも驚かされました。特に「ノーモナちゃん」は人気ですね。私も好きです。

漫画以外にも、Ask Monaの短歌集があったりして、かなりコミニティを感じることができる一冊です。私は所持欲求があまりない人間ですが、モナコミに関しては死ぬまで所持してると思います。

他に特筆すべきは、モナコインサービスの広告が掲載されている点です。色々と活動してる人がいるんだなぁと感心させられます。

モナコミ3号には30人以上のクリエイターが参加しているそうです。その中にはイラストレーター、作曲者、プログラマーなど能力が多岐に渡っています。
こんなに賑やかで才能に溢れる同人誌は、かなり珍しいのではないでしょうか。

モナコミ4号は来年の夏に刊行する予定だそうです。今から一年ありますので、皆さんもとっておきの作品で参加してみてはいかがでしょうか。

どんどんクオリティが上がり、本も厚くなっているモナコミを、次の号も楽しみにしたいと思います。10号くらいには国語辞典くらいの厚さになってるかな?