Monacoin商標権問題の面白さと難しさ
世の中には商標権というものがありまして、侵害すると、損害賠償請求されたり刑事罰を受けたりしてしまいます。
実はMonacoinも商標権が既に取得されています。取得者は「遅刻P」というハンドルネームで活動している方で、monacoinで遊ぶ会を開催されたりしています。
遅刻Pは、悪意のある第三者が商標権を取得するのを阻止する目的で取得したようですが、これが思わぬ議論を呼ぶことになりした。
商標権問題の面白さ
普通の方は、企業の担当者になったりしない限り商標権について考える機会は少ないとおもいます。Monacoinの商標権の取得はリアルタイムで行われ、運用上の問題や異議申し立て方法等について具体的な議論がされていました。
私は非常に良い勉強になったと思いますし、皆さんも良い経験になったのではないでしょうか?
商標権問題に限らず、Monacoinは発展途上なので法律や金融、商業、サービスやシステムなどの議論が真面目に行われてきました。私は学びの場としても優れていると思っています。今後もこのように、真剣に議論できる題材が出てくることを期待したいと思います。
商標権問題の難しさ
暗号通貨は自由なのが売りの一つです。コミニティには自由なことに魅力を感じているユーザーが沢山いると思われます。
Monacoinコミニティを守るためには、商標権の取得は必要なことです。しかし、取得と同時に暗号通貨の思想と相反してしまうという難しさがあるのです。
いろいろとコミニティで議論にはなりましたが、身銭を切って商標権を取得した遅刻Pには、お疲れ様ですという気持ちです。