新アルゴ未対応サイトから直ちに撤退を!
Monacoin Charts によると後2日ほどでMonacoinが新アルゴリズムへ移行すると予想らせています。
主要なサービスの多くは、新アルゴへの移行済みを発表していますが、中には対応していないサイトもあると思われます。
新アルゴに対応していないサイトは、45万ブロック以降にMonacoinを出金することが不可能となります。後から対応などがされて、出金できるようになる可能性も存在しますが、永遠に対応されない場合は永遠に出金ができなくなるため、事実上Monacoinを失うことになります。
多くのMonacoinをオンライン上のサービスに預けている方は、念のため確認してみることをお勧めします。
Monacoin Bitcoin Festival 録画視聴のススメ
(この記事は録画動画を視聴した感想です)
先週の土曜日に「Monacoin Bitcoin Festival」が開催されました。フェスティバルでは、MonacoinとBitcoinについての講演が1つずつあり、その後10分ほどの短い講演を複数の方が行うという流れでした。ピザとコーラが無料
参加費が無料にも関わらず、ピザとコーラが無料でした。おそらく協賛の企業の方がお金を出してくれているのだと思います。コーラを片手にピザを食べながら講演を聞けるなんて、素晴らしいですね。
Monacoinがもらえる
参加者は500円?相当のMonacoinがもらえます。参加費無料の上に、Monacoin, ピザ, コーラがもらえるなんて至れりつくせりですね。Monacoinの調達費は協賛しているビットバンクによりまかなわれているとのことです。確かビットバンクはMonacoinを扱っていなかったかと思いますが、太っ腹な対応ですね。
MonacoinとBitcoinの特色がハッキリと見えた講演
Monacoinの講演では、同人誌の制作に関する話や広告プロジェクトの宣伝など、コミニティの中でどのように活動していくかという話が多かったです。仮想通貨と全く関係のない「艦隊コレクション」に対する質問が飛び出すなど、良い意味でのゆるい感じも印象的でした。また、Ask Monaの川柳スレッドの方の発表では、普段は感じられないスレッドの向こう側の人々の本音と人間味のようなものを感じられてとても良かったと思います。
打って変わって、Bitcoin関連の講演では雰囲気が全く違います。技術についての講演が多く、内容もかなり本格的です。私が一番勉強になったのは、BIP(ビットコイン改善提案)についての話です。BIPは1-120個ほど存在し、実際にビットコインのブログラムに組み込むのかをそれぞれで議論されているみたいなのですが、今回はその中のいくつかについての説明がありました。私はそもそもBIP自体を知らなかったため、話しについていけなかったわけですが、そこは録画視聴の良いところでして、BIPというものを調べてから視聴し直した感じです。私みたいな若輩者からすると、すごいレベルの高い話しをしているなと感じましたが、そう感じるのも無理はなく、なぜなら講演している方は技術コンサルの人だったり、仮想通貨会社の代表だったりしていたわけです。
わざわざカテゴライズするのも無粋かもしれませんが、Monacoinユーザーはコミニティに対しての興味が強く、Bitcoinユーザーは技術についての興味が強いように感じました。
録画視聴できます(※ただし...)
うっかり生放送を見逃した方も、タイムシフト視聴することが可能です。ただし、ニコニコ動画のプレミアムアカウントじゃないと見れない?みたいなので、プレミアムアカウントを持っていない人はプレミアムアカウントを持っている友達の家でみましょう。
ハイスペックPC所持者達よ、ボーナスタイムに備えよう!
あと10日-20日くらいで、Monacoinが新アルゴリズムに切り替わると予測されています。
詳しいことは、Asicpoolなどの運営者である「びりある氏」のブログがとても詳しいので、参考にしてみて下さい。
また、今回の新アルゴリズムへの移行により、Asic(マイニング専用の機械)が使用できなくなるため、GPUとCPUの採掘効率が劇的に向上します。特に新しいアルゴリズムは、GPUが有利になるようになっていますので、ゲーミングPCなんかを持っている人が有利です。
また、Monacoinを知らない人にとっても、参入のチャンスになるかもしれません。
採掘効率は徐々に低下していくのかもしれませんが、最初の方は国内マイナーでもチャンスがあるのではないかと考えています。お持ちのパソコンのスペックに自信がある方は、マイニングへの参加を検討してみてはいかがでしょうか?
追伸
以前マイニングで、延長コードから出火した人が昔いました。くれぐれも火災などにはお気をつけくださいませ。
新アルゴリズムへの移行は簡単
Monacoinが新アルゴリズムへ移行することが決定しました。
大変な準備が必要になるのでは?と心配になる方がいるかもしれませんが、新アルゴリズムへの移行は簡単です。新しいクライアントをダウンロードして使うだけです。もし、心配であるならば、バックアップを作っておけば良いと思います。
一般的にMonacoinを使っている人にとっては、今まで行われてきたアップデートと同じ感覚なので、難しく考える必要はありません。
まとめると、以下の2つが必要です。
①新バージョンのウォレットをダウンロードする
②Monaを預けているサイトが新バージョンに対応するか確認する
この二つは、今回に限らずウォレットのバージョンアップ時に必要になります。
Litecoin半減期がMonacoinの真の問題をあぶり出す
タイトルに「真の」と入っていますが、この記事は全て私の憶測に基づくものです。事実とは異なる場合があるので、ご注意下さい。
-----
これに伴って、モナコインのブロック遅延が更に進行するのではないかという懸念がありました。私は緩和されるのではないかと考えていましたが、結果としてはブロック遅延が深刻化しています。
なぜ私はブロック遅延が緩和すると考えていたかと言いますと、ライトコインとモナコインの採掘難易度が近づけば、変則的に採掘しているマイナーの比率が減るのではないかと考えていたためです。しかし、これは間違っていました。
このことから予想できることは、モナコインを固定で採掘しているマイナーの数は、採掘難易度が上がっても変化しないのではないかということです。
この予想が正しければ、モナコインの採掘難易度が上がれば上がるほど、ブロック遅延は深刻化することになります。なぜなら、変則的に採掘しているマイナーだけが増えるためです。
そのため、同じ理由でモナコインの価格が上昇してもブロック遅延が深刻化するのではないかとも予想されます。これは従来の予想と真逆です。
以上の話は私の想像に過ぎませんが、全くの事実無根であるわけてもありません。
賛否両論のある真アルゴリズムへの移行ですが、私は賛成したいと考えています。
Monacoin新アルゴリズムのテストセットが公開
これから採用されるのかは全くの未知数ですが、ワタナベ氏がプレビュー版を公開しました。このプレビュー版では、手軽に新アルゴリズムの動作テストができるようにbatファイルなどが同梱されています。
zipファイルのリグテスト版の2つのbatを実行すれば、簡単に試験が実行できます。特にデバッグウインドウ上のコマンドで簡単にブロックの生成が行えるので、すぐにテストできます。
※設定を間違えると、既存のモナコインのデータを誤って操作したり、上書きしてしまいます。疲れている人は、仮想PCなどで実行することをお勧めします。
テストネット版では、ブロックの生成を自由に行うことはできませんが、マイニングの練習に使えると思います。
新アルゴリズムで採掘してみた
私も試しに新アルゴリズム版の採掘をしてみました。マイニングを始めるのに、少し引っかかるところがありましたので、書いておこうと思います。
まず、cpuminerの最新配布版は新アルゴリズムに対応していません。そのため、Githubのソースコードをダウンロードして、自分でビルドする必要があります。私はWindows上でVisualStudio2013を使ってビルドできました。必要なライブラリは全てソースコードに含まれているので、特別に準備する必要がなくビルドできます。注意すべき点として、Releaseビルドにすることとターゲットをx64に変更(環境による?)する必要があります。
あとは、ワタナベ氏のマニュアルに従って実行すれば採掘できます。
当たり前ですが、自分しかいないのでザクザク採掘できます。気持ちがいいですね。
プレビュー版のセットまで用意されて、誰でも簡単に新アルゴリズムがテスト可能になりました。これを機会に仮想環境を作ってみたり、monacoin.exeの設定方法を調べたりしてみたら面白いかもしれません。
ドリアン・ワタナベ氏がAsk Monaに登場
ワタナベ氏はツイッターなどをやっていませんので、どのような人物か詳しくはわかっていません。そのため、ミステリアスなイメージを持っている方が多いかもしれません。
今回ドリアン・ワタナベにハンドルネームを変更したのもユーモアがあってのことだと思います。変更前は「。゚( ゚இωஇ゚)゚ 」でした。
それでは、なぜ「ドリアン」なのでしょうか?ドリアンと言えばフルーツの王様です。ドリアンは強い匂いがしますが、独特なクリーミーな味が人気です。私が初めて食べた時は、スイートポテトに似てると思いましたが、他の人に言ったら否定されたましたので、多分スイートポテトには似ていないのだと思います。
そんなことを思い出し、ワタナベ氏はドリアンが好きなのかなぁと思いましたが、よく考えたら全然違いました。
そういえば、アメリカでビットコインの開発者として間違って報道されたドリアン・サトシ・ナカモトと言う人物がいます。きっと、その人の名前を参考にしたのだと思います。
画像元